虹の家臨時休館期間の取り組みを契機として創設したこのコーナーは、今後名称も新たに、年間を通して
舞岡ふるさと村・舞岡ふるさとの森で見られる昆虫を、写真で紹介していきます。
ハイイロヤハズカミキリ カミキリムシ科 体長 12〜20ミリメートル 体の表面に茶色と白の毛が生えていて、枯れたササの茎(稈 カン)と同じ色をしている。 幼虫は枯れたササ、タケ類の稈の中を食べ、秋に羽化するとそのまま稈の中で冬を過ごして、翌年の春に稈に穴を開けて出てくる。 影影: 2023年5月3日 |
||
トゲハラヒラセクモゾウムシ ゾウムシ科 体長 3.5〜4ミリメートル 頭の大部分が複眼で覆われていて、面白い顔をしている。 クモゾウムシの仲間には、脚が長くてクモのように見える種もいるが、この種の脚はあまり長くない。 アカメガシワの葉の蜜を出す場所に止まっていた。 アカメガシワは葉から蜜を出してアリを呼び、葉を食べる虫を追い払ってもらうと考えられているが、蜜にはアリ以外の虫も引き寄せられてやって来る。 撮影: 2023年5月13日 |
||
シロジュウシホシテントウ テントウムシ科 体長 約5ミリメートル 黄色の地に7対の白い紋があるテントウムシ。 セイタカアワダチソウの葉のすき間に隠れていた。 キジラミやアブラムシを食べるらしい。 撮影:2023年5月13日 |
||
イノコヅチカメノコハムシ ハムシ科 体長 約5ミリメートル 胸と上翅の周りに板状の張り出しがあって、亀の甲羅のような形のハムシ。 イノコヅチの葉の裏側に止まっていたが、幼虫も成虫もイノコヅチを食べる虫だ。 この種にとてもよく似ていて、シロザやイヌビユを食べるヒメカメノコハムシという種がいるが、舞岡ではまだ見たことがない。 撮影 2023年6月7日 |
||
ホソカミキリ ホソカミキリムシ科 体長 19〜30ミリメートル 木の枝をゆすったら、長い触角と脚の虫がポトリと落ちてきた。 夜に活動する虫なので、葉陰で休んでいたところをビックリさせてしまったのだろう。 昭和59年発行の昆虫図鑑ではカミキリムシ科に含められていたが、今はカミキリムシ科とは別の科。 撮影 2023年6月18日 |
||
ヤマトエンマムシ エンマムシ科 体長 9〜11.5ミリメートル 全身真っ黒で、ツヤがある虫。 小川アメニティの歩道を歩いていた。 驚くと脚を体に密着させて死んだふりをするが、その姿は植物の種か、黒い碁石のようだ。 動物の死体やフンに発生するハエのウジを食べる。 撮影 2023年6月21日 |
||