虹の家臨時休館期間の取り組みを契機として創設したこのコーナーは、今後名称も新たに、年間を通して
舞岡ふるさと村・舞岡ふるさとの森で見られる昆虫を、写真で紹介していきます。
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コオニヤンマ(メス) サナエトンボ科 メスの全長 75〜90ミリメートル この種は、令和3年8月にヤゴの抜け殻を紹介した。 ヤゴは、枯葉のような形の平たい体だったが、成虫はこんなにスマート。 サナエトンボの仲間としてはかなり大きく、後ろ脚がとても長い種だ。 影影: 2023年6月18日 |
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ショウジョウトンボ(オス) トンボ科 オスの全長 41〜55ミリメートル オスは成熟すると体が真っ赤になり、水田を飛ぶ姿がよく目立つ。 しかし、水田をたくさん飛んでいるシオカラトンボなどと比べると、数はずっと少ない。 撮影: 2023年7月12日 |
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オナガサナエ(メス) サナエトンボ科 メスの全長 55〜62ミリメートル 今年の7月に未成熟のメスを見たので、舞岡にも来ていることは確認できたが、残念ながら踏みつぶされて死んだ個体だった。 続いて8月にも、柏尾川で生きたメスに出会ったので、その時の写真を載せる。 複眼がグリーンなのは、成虫として成熟している証拠らしい。 充分に成熟するまで生きていられて良かったね! 撮影:2023年8月13日 柏尾川にて |
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ホソミイトトンボ(メス) イトトンボ科 メスの全長 31〜38ミリメートル 秋に羽化する「越冬型」と、越冬型が次年の春に産んだ卵からトンボになった「夏型」という、二つの型がある。 成熟した成虫は体が青くなるが、写真の個体は成熟していないので体の色がうす茶色。 やっと秋らしくなってきた舞岡で、林縁の薄暗い所を、エサをくわえて飛んでいた。 撮影 2023年10月20日 |
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エサキモンキツノカメムシ ツノカメムシ科 体長 11〜13ミリメートル 背中(小楯板)に大きなハートマークがある。 ミズキなどの樹にいる普通種。 撮影 2023年5月22日 |
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ムラサキシラホシカメムシ カメムシ科 体長 5〜6ミリメートル シラホシカメムシに似ているが、背中(小楯板の両側)の白い紋がシラホシカメムシよりも大きい。 キク科、マメ科、イネ科の植物から汁を吸う。 撮影 2023年5月22日 |
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シラホシカメムシ カメムシ科 体長 5〜7ミリメートル 背中(小楯板の両端)に小さな白い紋がある。 イネ科、マメ科などの植物にいる。 写真はエノコログサの穂から実の汁を吸っているところ。 撮影 2023年9月9日 |
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セアカツノカメムシ(メス) ツノカメムシ科 体長 14〜19ミリメートル 舞岡で見られるカメムシの中では大きな方。 上面が青みを帯びて不思議な色合いだ。 2023年8月9日 |